2008/07/23 英資(えいすけ)くん |  | 来た時は3人。帰る時は4人。とってもとっても幸せです。
<ママより> 長男、太一(3歳)は「おおらかに、真っ直ぐに」。でもおおらかすぎる故に行き過ぎることもしばしば(笑)。もし次が男の子だったら、そんな兄をたしなめ、助けとなるべく「スケ」と付けたかった。太一が付けた胎児名「エース」に「スケ」を合わせて「エイスケ」。私たちの素晴らしい宝物、太一の一生涯の助っ人、そんな意味を込めて漢字はパパがあてがってくれました。ようこそ、エイスケくん!!あなたに会える日を皆で待ち焦がれていましたよ。
<これは私が決めること> 私の周りでは、長男の時の「クリニックでの吸引分娩」は当然のこと。今回私が望んだ「助産院での自然分娩」はなかなか理解されがたいものでした。(陣痛の経過と精神状態を見守ってくれた人に取り上げてもらいたかったので)。夫は「医療行為が行えないってのは・・・」と。実母は「何も完全母乳や太一の立ち会いにまでこだわらなくても・・・」と。(今回、事情で里帰り(栃木)ができなかったのです)友人たちは「助産院って私も憧れたけどねえ・・・」。 私が自分の希望と引き換えに背負おうとしている「リスク」はそんなに大きいものだろうか・・・。すごくすごく悩みました。 助産院での出産を誰も「止め」はしないものの、「推し」てもくれませんでした。でも・・・新しい命を家族みんなで迎えられたら、この子を守るべくして先に生まれて来た太一も含め、皆の生涯の財産になる。「私を前に進めてくれるのは私しかいない」そう思いました。 反対を押し切る形は避けたかったので、夫に見学に同行してもらい、私の考えを全てぶつけました。正林先生と対面したら主人もどこかホッとしたようで、私が望むなら・・・と受け入れてくれ、思いこんだら曲げない性格を知っている母も「がんばれ」と言ってくれ、こちらで出産できる運びとなりました。
<信じることは果てしないパワーの源> 周りからの「まだかなコール」に急かされ気味の39週。気持ちとは裏腹に自覚兆候はゼロ。毎日30度を超す真夏の入口で私は、この10ヶ月を振り返りつつこの先に訪れる人生2回目の出産に少しだけ果敢な気持ちでいました。自分で決めた助産院の道。みんながびっくりするぐらいいい出産にしてみせるぞ。「その瞬間」に向けて、できるだけのことをやろうと心に決めて過ごしてきた10ヶ月。私なりに様々な壁はありましたが、信じて、乗り超えることで出産への自信につなげてきました。遊び盛りの太一に1日中付き合うことが一番ハードでしたが・・・。食べ物に気をつけたり、なるべく体を動かしたり。暑くなってからの腹帯はちょっとキツかったし、太一のことを怒りすぎたことも反省(笑)。でもなんだかんだで楽しめた妊娠生活でした。 そして39週と3日の7月23日を過ぎた深夜、それまで「???」だったお腹に「!!!」を感じ、トイレでおしるしらしきものを発見。正林先生に電話。入院支度をもって、家族3人でこちらへ向かいました。深く眠っていた太一は半分寝ボケながらAM2:00の到着。果敢なつもりでいた私ですが、結構小心者で・・・。太一の時は22時間かかったので、今回もある程度の覚悟で、身支度を整える時に、陣痛促進の散歩用の日焼け止めと帽子を入れたりしていて(結局お日様を見る前に・笑)。 いざ!!正林先生の内診。エースの頭の向きを直してもらったり膜を子宮からはがしてもらうという刺激!!お産を進めるためとはいえ、ちょっとびっくり。このままスムーズにいけば朝方かな・・・の言葉通り、いやそれ以上にどんどん加速する陣痛。ついていけていない気持ち。思うように逃がせてないいきみ。正林先生のリードと恵理子先生のマッサージ、そして何もできずにうろたえながらもニヤついている(笑)夫にサポートされながら。大丈夫、きっと大丈夫。私がエースを送り出さないと。私が望んだ形で進んでいるじゃないか。私を進めるのは私なんだ。 時計が3:30を回ったところで先生が「たいちゃん起こしてきて」。え!??もう産まれちゃうの?!だって前回1日かかったんだけど!! 寝起きの悪い太一は私の極限状態におびえ、夫の首にしがみ付いて目をそらしました。「太一! 起きて! 見て!」思わず叫んでしまった私。陣痛の大きな波に合わせていきむ。もりもりっと出口に向かってくるエースの頭を感じました。途中一旦休憩・・・おお!!はさまってる〜!!! うわあ〜!!そして次の波でまたいきむ。・・・会陰が熱〜くなったところでいきむのを止める指示。「手を出して!!」先生の言葉に両手を差し出すと、エースの顔が見えました。 わきに手を入れてズルッと引き出し私の胸へ。うわあ〜!!! エースだ、エースだあ〜!!! とにかく無我夢中でその時その時の記憶が細切れですが、つなぎ合わせるとこんな感じです。 きっとこんな風に元気に会えるって、ずっと信じてきたんだよ。しばらく長男の存在を忘れていましたが、エースが計測に行っている間に太一を呼び寄せ抱きしめました。「うわあ〜!!」と泣き出した太一。がんばったね、太一もエースもママの一番の宝ものちゃんだよ。正林先生を、家族を、自分を信じて本当によかった。私は、私以上のパワーを発揮できました。そしてエイスケくん、君は本当の意味で「エース」だったね!!
<家族だから> あれから、太一はダイナミックな動きで「エースはズボーンって生まれてきたんだよね〜」と話してくれます。会陰切開もなく大したキズもつかなかったので本当に楽しく2回目の育児がスタートできています。 妊娠直後に夫の中国転勤が決まり、産後からいなくなる不安で一時は泣いていた日々でした。でも今回の出産を通し、決めました。家族でついて行きます。今まで夫がサポートしてくれた分、今度は私がサポートしなくては。子供たちを連れて行く不安はありますが、私たちならきっと大丈夫!! 瑞生助産院での出来事が私たちの力になってくれます。 家族はいちばんの味方。信じてずっと一緒にいようね。 先生、恵理子さん、内田さん、心からありがとうございました。「エースに会えてよかったね!!」長男の言葉が全てを物語っています。今度はニイハオ!で会いに来ますね。
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