庄子公基くん(3400g)平成14年1月18日誕生

<ママより>
子供を授かったときとてもうれしかったのですが、私のお産に対するイメージは「怖くて痛いもの」だったので、どうにかしてそれを払拭できないものかといろいろ探してみました。
医療に頼らずリラックスした雰囲気で、会陰切開もしなくて済むところはないかと・・・辿り着いたのが瑞生助産院でした。
毎回の健診では充分に時間をかけて頂き、不安な事を心置きなく相談することが出来ました。
足のマッサージは本当に気持ちよくて毎回楽しみに通っていました。
出産は7時間かかり体力もかなり消耗しましたが、自然分娩出来たことを本当に感謝しています。
赤ちやんは“産む”のではなく“生まれてくる”のだと思いました。
陣痛の大きな波がきたら、それに乗って息を吐く。そうすると少しずつ赤ちやんが降りてくる。その感じを充分に味わうことが出来ました。
5日間の入院生活は主人と息子と私の新生活に向けてのトレーニング合宿のようでした。
沐浴ひとつ挙げても緊張の連続でしたが、意外にも主人の手際がかなり良くて驚きました。
出産前はそれ程深く考えていなかった母乳のことですが、正林さんから多くの事を学ばせて頂きその大切さを今強く感じています。
身体的栄養だけでなく、精神的な意味でも充足感を与えてくれるんですね。授乳が始まると赤ちやんの表情がみるみる豊かになっていきます。
出産直後から片時も離れることなく常に息子といっしょに過ごせた事は本当にう
れしかったです。
主人も毎晩泊まってくれ、日々変化する我が子の姿にうっとりしていました。親子で川の字になって眠りにつく時の安堵感は何にも代え難いものです。
厳しくも優しい正林さんと力強いスタッフの方々のおかげであたたかく印象深いお産になりました。
<パパより>
 とかく非人間的なことがはやる今日この頃ですが、細の妊娠がわかり、出産は何の考えもなく病院でやるものでしょうと思っていた私は、細が見せてくれた病院での出産の実態資料をみて愕然としたものです。
 世界に広がるインターネットで自然なお産のできるところを探したところ、細の実家から歩いて10分ほどのところに瑞生さんがあったのも、何とも不思議なご縁だったと思います。細も瑞生さんで自然なお産がしたいと節制してきたこともありましたし、また何と言っても細の妊娠中の正林さんの指導、実際のお産に臨んでのスタッフのみなさんの献身的なお仕事ぶりのおかげもありまして、本当によいお産ができたと思います。細の要望(?)もありまして、お産の時私は助産院にはきてはいたのですが、細のそばに寄り添うことはなく、分娩室の隣の待合室で事の成り行きを見守っておりました。
 今度はこういう姿勢になりたいとか細がいろいろと注文を出すのですが、それにもすんなりと応じてくださり、長いこと応援し続けておられるさまに深く感銘を受けました。
 子供を持たなければ人生を理解することはできないという話がありますが、私は今公基を授かることで、不良中学生も彼らに殺された孤独なホームレスも、アメリカ兵もタリバン兵も、ユダヤ人もパレスチナ人も、誰もが親の愛情に包まれて生きてきたことがあるのだということを想像することができるようになりました。
 瑞生さんでのすばらしいお産は、私の中の人間的なものについての理解をさらに深めてくれたように思います。