高山はるなちゃん(3020g)平成14年6月4日誕生

<ママより>
  前駆陣痛から3日間。毎晩夜中には5〜6分おきの痛みになるのに朝には10分、15分…そして消失してしまい、本当の陣痛は来るのか心配になったりもしました。でも、4日になってすぐの夜中に本格的な痛みがようやく訪れ、朝の入院時には子宮口が4cm…あ〜やっと生まれる態勢に入ったんだなーってうれしかった。
「お昼過ぎにはお産になるよ」と言われ心の準備をしていたのに、いざベッドに上がったら陣痛が5分6分…と空いてしまう。おまけにものすごく眠〜い。ここ3日間ほとんど眠っていないし、ご飯も食べていないから力が入らない。
でも先生は「眠い?眠っていいよ」って。病院では考えられないようなお返事。どうしようもなく眠くて「〜いる?」って声をかけられても夢の中で聞こえる。でもそのうち痛みが襲ってきて起こされる…の繰り返し。私のお産はとても時間がかかりました。でもその間ずーっと正林さんは「大丈夫よ」とのんびり構えてくれ、スタッフの看護師さんは足をさすってくれ、実習に来ていた助産師学生さんたちは氷水を飲ませてくれたり、タオルで顔を拭いてくれたり…。夕方には他の助産師さんもお手伝いにきてくださり、本当に沢山の人に見守られながらお産になりました。
 お風呂に入れてくれたり、トイレで自然の息みをつくってくれたり、四つんばい、横向き、仰向け…いろんな事をさせてくれて、みんなが助けてくれた。もちろん私の大好きな王子様(だんなさま)も、ずーっと抱きかかえてくれ「頑張れ!」って応援し続けてくれました。
 長い長い時間をかけてようやく夕方”はなちゃん”はオギャ〜っと出てきてくれました。ずっと会いたかった”はなちゃん”。
本当にうれしくて頭が見えたとき「はなちゃーん」って大声で呼んじゃったよ。パパも泣いてたよ。 
 お産は大変だったけど、喜びや感動の方が何億倍も大きくて心からこの瑞生助産院で産めて、正林さんと出会えて良かったって思います。妊娠中も入院したり、産後もおっぱいに時間がかかったりしたけれど、今振り返ってみてもどの瞬間も楽しかった。病院で過ごしていたら絶対にわからなかった感動、赤ちゃんの表情の違い、自然の人間の力…医療者としてもすごくいい勉強になった。
 今はもう「早くまたここで産みたいなー。2人目はいつにしよう?」なんて思っています。でもまだしばらくははなちゃんとラブラブおっぱい生活を楽しみます☆
もっともっと入院して正林さんを独り占めしていたいけど、もう退院です。世の中の妊婦さんにここの素晴らしさをもっともっと知ってもらいたい。そしたら育児ノイローゼとか虐待とかもなくなると思うよ。とにかく瑞生助産院バンザイ!!です。
また来るので正林さん、内田さん、お姉ちゃんよろしくね。

<パパより>
 出産…それは男性にとって直にお腹を痛めることのないイベント。そういった漠然とした事実に対してパートナーとして強い違和感を覚えていた私にとって、瑞生助産院での出産という選択は病院任せではない主体的な出産への取り組みの機会を与えてくれました。言葉に起こすと些か陳腐ですが、その結果無二の大切な宝物を得ることができました。宝物…それはもちろん”はなちゃん”であり、また命の尊厳でもあり、また家族の強固で暖かな絆であります。特に後者は、出産の全てに参加出来てかつ感動を共有し、産後直後から親子で直接触れ合う生活が可能であったからこそです。その意味で瑞生助産院の選択は最高でした。正林さんをはじめ皆さん本当にありがとう。
 そしてなにより”はなちゃん”を無事にお腹の中で育ててくれたチエ子、本当にありがとう。よく頑張ったね。